九寨溝の渓谷の景観と歴史地域Wikipedia

中国四川省北部のアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区
九寨溝は石灰岩質の岷山山脈(びんざんさんみゃく)中、標高3400mから2000mに大小100以上の沼が連なるカルスト地形の淡水の湖水地帯である
水は透明度が高く、山脈から流れ込んできた石灰岩の成分(炭酸カルシウム)が沼底に沈殿し、日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ
チベット人など少数民族の居住地としても知られ、「九寨溝」の名もチベット人の村(山寨)が9つある谷であることから付けられたものである
九寨溝を強く印象付けるもののひとつに、独特の青い水があげられる。白い砂地の場所に少しの水が流れている状態でも水は僅かに青く見える。この青い水の理由は一般に水中に溶け込んでいる石灰分(炭酸カルシウム)の影響であるとか、湖底の苔によるとか、光の屈折率によるものなどとよく言われる

世界遺産 九寨溝の渓谷の景観と
英名 Jiuzhaigou Valley Scenic and Historical Interest Area
国名 中国
分類 自然遺産
登録年 1992年
座標 33.159444, 103.877778
九寨溝伝説

昔、天上に1人の男神と1人の女神が住んでいた。男は札依札嗄といい女は色暮といった。二人は相思相愛で大変仲が良かった。彼は彼女のため風と雲と太陽の光から鏡を作って彼女に与えた。彼女は此の鏡を毎日見るごとに、化粧するごとに奇麗になっていった。

悪魔は二人にヤキモチを焼き、此の大切な鏡を奪い取ろうとした。悪魔と争った色暮は鏡を地上に落としそれが割れて108個の泉になったという。天女は入水して死んだ。九寨溝はこうして出来たのである。

臥龍池の中を走る黄色い堤(おそらくは石灰石で出来たもの、黄龍の堤のようなもの)はこの天女の帯であるという


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